「いのちの教育」の大切な柱としているもの

季節の行事(年中行事)を「いのちの教育」の大切な柱として位置づけています。

四季の豊かな日本では、いのちのつながりが年中行事を育んできました。その年中行事の根底に流れているものは、生かされている

今を喜ぶ心と、人間の力の及ばない存在に守られている今日の無事を、おかげさまと感謝する心だと思います。

年中行事をふまえた園行事の中で、子どもたちに

いのちあることの喜び

いのちの尊さ

いのちの働き

に自然に気づく機会を、「いのちの教育」との名のもとに、大切に位置づけています。

動植物のいのちをいただくことで自らが生かされ、見えない世界にもいのちを感じ、存在するすべてのものにいのちを吹き込み、

いのちあるものに無駄はなく、すべてつながり生かし合っていることへ思いを広げ深めることが、聖育(成育)です。

その中で、人間が生来有している愛に満ちた真心が育まれ、内在する良心が発露します。

・季節の行事(年中行事)の意味・意義へ