おさえておきたい 子ども観(科学的スピリチュァリティ教育にもとづいた子ども観)

子どもにかかわるすべての人に大切なこと、あなたは、子どもをどんな存在として受け入れていますか?

子どもは、お母さんのおなかの中にいるときから、さまざまなことを感じ、考えていることがわかってきました。

2歳から6歳ごろまでの子どもが語る、おなかの中の記憶(胎内記憶)や、生まれたときの記憶(誕生記憶)に素直に耳をかたむけ、

これからの、子育て・保育・教育のあり方を変えるときがきました。

 

パパとママを選んだんだよ。ずっと待ってたんだよ。 (2歳 男の子)

ママのことは守ってあげるよ。ママに会うために、生まれてきたんだもん。 (3歳 女の子)

ぼくは、「お母さん 大好き」って言うために、生まれてきたんだよ。 (5歳 男の子)

お母さんを選んだのは、さみしそうで、笑ってもらいたかったから。 (6歳 男の子)

女優さんになりたかったから、ママを選んだの、ママが一番きれいで、ママなら女優さんにしてくれると思ったの。 (5歳 女の子)

お母さんに会いたかったんだよ。ずっと好きだったんだから。宇宙のおかあさんから、勉強してきなさいって。

がんばって、って言われて来たの。(4歳 男の子)

幼児の本質は、未熟で無知な存在ではなかったのです。

胎内にいるときから、しっかりとした意思を持った、いのち輝く存在だったのです。

何も知らないからと、大人側が一方的に教え込もうとしてきた今までのしつけや指導を、立ち止まって考えるときがきました。

子どもは、お母さんの赤ちゃんとして生まれるにあたって、身体にかかわること・能力や技能にかかわること・性格にかかわる

ことなど十分に承知し、このお父さん・お母さんなら私が生まれたことを喜んでくれる、すべてを受け止めてくれると信じてやって

きました。

ひ弱な体・不器用な体・落ち着きのないこと・おこりんぼうであること などなど、周りの期待にそえないことや、思いどおりにで

きないことがあればあるほど、そこには深遠な生まれてきた目的があるようです。

レオナは、「幼児は愛に満ちた善なる存在」という仮説に立って、今までも、これからも保育をし、教育にあたっていきます。

子どもが起こすトラブルや、子どもの中に見え隠れする問題点を、子どもだけの問題とせず、かかわる大人の中にもその原因をさぐり、

ともに人間としての資質を高める努力を続けています。

レオナでの3年間の中で、我が子の特性を見極め、

どんな援助をしてあげることが、この親を選んだ目的にかなうことなのかと、気づく機会にしていただけたら有り難いです。

一緒に、子どもにとって素敵な大人になる、共育(教育)に参加しませんか。

飯田史彦氏 『スピリチュァリティ教育のすすめ』内の「科学的スピリチュァリティ教育」を支える五つの仮説に準拠